【セキュリティ対策】「AIを使うと情報漏洩する」は本当?ChatGPTを安全にビジネスで使うための鉄則ガイド

「便利そうだけど、怖い」と思っていませんか?

「ChatGPT(チャットジーピーティー)って便利らしいけど、会社で禁止されている」
「ニュースで『情報漏洩した』って聞いて、使うのをためらっている」

AI導入の相談を受ける中で、経営者様や担当者様から最も多く聞かれるのが、この「セキュリティへの不安」です。

結論から申し上げます。
AIは、何も知らずに使えば情報漏洩のリスクがあります。しかし、正しい設定とルールを知っていれば、これほど安全で便利なツールはありません。

包丁と同じです。使い方が分からない子供に持たせれば危険ですが、プロの料理人が使えば素晴らしい料理ができます。

この記事では、「なぜ情報が漏れるのか?」という仕組みと、「今日からできる安全対策」を、専門用語を使わずに分かりやすく解説します。


1. なぜ「AIを使うと情報漏洩する」と言われるのか?

最大の理由は、多くのAIサービス(特に無料版)が持っている「学習(トレーニング)」という仕組みにあります。

⚠️ 「学習データ」の罠

通常の設定では、あなたがAIに入力したチャットの内容は、「AIがもっと賢くなるための教材」として再利用される可能性があります。

つまり、あなたが入力した機密情報が、巡り巡って世界中の全く関係ない誰かへの回答として表示されてしまうリスクが「ゼロではない」ということです。

これが、企業がAI利用を怖がる最大の理由です。
しかし、これは「設定」ひとつで防ぐことができます。(後ほど解説します)


2. これだけは守って!絶対に入力してはいけない「NG情報」 設定云々の前に、AIを使う全ユーザーが守るべき「鉄の掟」があります。

以下の3つの情報は、どんなにセキュリティ対策をしていても、AI(クラウド上のサーバー)には送信しないのが無難です。

🚫 AIに入力禁止!レッドゾーン情報
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❌ 1. 個人を特定できる情報(個人情報)
お客様の氏名、住所、電話番号、メールアドレス、マイナンバーなど。
例:「この名簿(田中太郎 090-xxxx…)を整理して」はNG!
❌ 2. 認証情報(パスワード)
システムへのログインID、パスワード、APIキーなど。
これらが流出すると、会社のシステム全体が危険にさらされます。
❌ 3. 会社の未公開情報(機密情報)
まだ発表していない新製品のスペック、未発表の決算データ、社外秘の議事録など。
「社内会議の録音データ」をそのままAIに食わせて要約させるのも危険です。

「じゃあ、仕事に使えないじゃないか!」と思った方へ

安心してください。「固有名詞を隠す(マスキング)」だけで、安全に使うことができます。

  • NG:株式会社A商事の佐藤さんへの謝罪メールを書いて」
  • OK:取引先への謝罪メールを書いて。相手は担当者レベル」

このように、AIには「文脈や構成」だけを考えてもらい、固有名詞は後で自分で書き換えるのが、賢い大人のAI活用術です。


3. すぐできる!情報を守るための設定(オプトアウト)

「自分が気をつけていても、AIが勝手に学習するのが怖い」
そんな時は、AI側の設定を変更しましょう。これを「オプトアウト(学習拒否)」と言います。

ここでは、代表的なChatGPTの設定例をご紹介します。

🛠 ChatGPTで「学習させない」設定手順

  1. 画面左下の自分のアイコン(名前)をクリック
  2. 「設定(Settings)」をクリック
  3. 「データコントロール(Data controls)」を選択
  4. 「モデルの改善(Improve the model for everyone)」オフにする

※画面の仕様は頻繁に変わりますが、基本的には「Chat History & Training(履歴とトレーニング)」のような項目を探してオフにすればOKです。

4. 一番のリスクは「AI」ではなく「人」です

ここまで技術的な話をしてきましたが、実は情報漏洩の原因で一番多いのはハッキングではありません。
「従業員のうっかりミス」です。

  • 新入社員が、悪気なく顧客リストをコピペしてしまった。
  • 便利だからといって、会社の許可なく勝手に個人の無料AIを使ってしまった(シャドーIT)。

どんなに高性能なセキュリティソフトを入れても、使う側の意識が低ければ情報は漏れます。
だからこそ、AIを導入する際は「ツールの選定」と同時に「社内ルールの策定」と「教育」が不可欠なのです。


5. デジネスラボが「安全なAI導入」をサポートします

「設定画面が英語でよく分からない」
「社員にどうやって注意喚起すればいいか分からない」
「うちの会社の場合、どのAIツールなら安全なの?」

そんなお悩みをお持ちの経営者様、担当者様。
デジネスラボ(Yoshitune IT Club)にお任せください。

私たちは、単に「AIの使い方」を教えるだけの教室ではありません。「企業が安全にデジタルを活用するための守り方」もしっかりとサポートします。

法人向けプラン(ChatGPT TeamやEnterprise)を契約すれば、初期設定で「学習しない」ようになっているため、より安心して業務に導入できます。

🔒 デジネスラボの「セキュリティ・導入支援」メニュー

  • 安全な初期設定代行: 学習データに使われない設定をプロが行います。
  • 社内ガイドライン策定: 「これはOK、これはNG」という明確なルール作りをお手伝い。
  • 社員研修: 従業員向けに、リテラシーを高めるセミナーや講座を実施。

「怖がって使わない」のは機会損失です。
「正しく恐れて、賢く使う」体制を、一緒に作りませんか?

🛡️ セキュリティも含めた導入相談はこちら

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100局1,000パーソナリティのリーダーホンマルラジオ本部プロデューサー恵澤舜元(えざわよしゆき)。 代表取締役を務めるデジネスラボ株式会社が1人社長で法人化後わずか2年以内に株式会社IOBI様より大阪市約11万社の中から大阪市を代表する企業100選に選出された。 【選出企業様記事一例】 ミズノ株式会社様(大阪市を代表する企業100選) 株式会社公文教育研究会(KUMON)様(大阪市を代表する企業100選) パナソニックホールディングス(地域を代表する企業100選) ホンマルラジオBMS局開局後2年半年以内で斎藤一人さんの弟子宮本真由美さんの『人生がオドロクほどなんとかなる!まゆみのなんとかなる♡ラジオチャンネル!』年間30万回再生を抑えて2週連続30分番組の全国総合ランキング1位を獲得ホンマルラジオ30分番組『みんなのビジネスネタが見つかるBMSラジオ』 ホンマルラジオBMS局開局後わずか5カ月以内で全国1位ホンマルラジオ10分番組『BMSビジネスネタチャンネル』年間10万回再生突破

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